Maru's life

そらいろキャンバス

整理、収納、家計管理から趣味のことまで。自分に優しくなれるために実践していること。

スマホからYouTubeに動画を投稿:自宅を発表の場に

 

f:id:canvas-sky:20210511160405p:plain

スマホから、直接YouTubeに動画を投稿」

という記事を読んで、

興味を持ちました。

 

 スマホを活用すれば、

パソコンを使って編集するよりも

お手軽に動画をYouTube

アップロードすることが

できるという内容でした。

 

 

2017年にNHKで放送された

竹野内豊主演の「この声をきみに」
という朗読教室を舞台にした

ドラマを見て以来、

朗読教室に通っている私。

(現在はNHKオンデマンドで見る

   ことができます。😊)

 

コロナの影響で発表の機会が減り、

何かしら自分でできることはないかと

考えていた時、

この記事を読んで、

「特別な編集機材がなくてもできるなら!」

ということで

やってみることに。

使用したのはiPhoneです。

 

ネット上での情報を参考に

今回、初投稿してみました。

自己流でやってみた部分もあるので、

アプリの使い方についての記載などに

至らぬ点があるかもしれませんが、

その点はご容赦ください。

 

 

 投稿内容

今回投稿したのはこちらになります。

宮沢賢治注文の多い料理店(序)』

朗読時間3分弱

 

 以下の3パターンで作成しました。

 

パターン1

朗読に映像(動画・写真)とBGMを合わせたもの。字幕なし

 

パターン2

朗読に映像(動画・写真)とBGMを合わせたもの。映像に字幕を追加

 

パターン3

朗読中は静止画像。
朗読が終わるとカット切替

朗読の声に合わせて字幕が表示されるように

YouTubeの字幕自動生成機能(字幕表示機能)を編集。

 

 

事前準備したもの

1.YouTubeのチャンネル開設

 独自の名前がつけられる

「ブランドアカウント」のチャンネルを開設しました。

 

 「YouTubeチャンネル 作成」でネット検索すると
詳しい手順を示してくれる記事がたくさんあります。

 

2.使用した動画編集アプリ(iPhoneアプリ

  iMovie

こちらはApple製品を購入した際に

搭載されている動画編集アプリです。

インストールされていなければ、

App Storeからダウンロード可能です。

 

②Perfect Video

「機能の使いやすさでおすすめの動画編集ソフト。

iMovieに物足りなさを感じた人は、こちらがおすすめ」

との口コミがあったので、

有料版(610円の買い切り)をダウンロードしました。

ちなみに、無料版だと使用制限があります。

 

その他

3.朗読に合わせる素材

 

動画 自前で撮影したものを使用。

 

写真フリーで使用が可能な写真サイトから利用。

 

BGM

フリーのBGM素材を提供されている

「甘茶の音楽工房」様のサイトからの利用。

 

4.YouTubeのトップ画面や検索時に表示される静止画(サムネイル)の作成

 はてなブログでも

おなじみの『Canva』で作成しました。

 

 

パターン1.2の作業手順

 Perfect Videoを使用しました。

 

Perfect Videoの使い方については、

YouTube上に詳しい動画がいくつもあり、

そちらを参考にしました。

「Perfect Video 使い方 YouTube」で

検索すると参考になる動画を見つけることが

できました。

 

パターン1.2共通の手順

①Perfect Videoを立ち上げて、使用する動画や写真を選択する。
※動画や写真はiPhoneに事前に取り込んでおいたものを使用。

 

 

完成した1本の動画は、

編集によってつなげられた

複数のカットで構成されています。

Perfect Videoのメディア再生時間は

1カット最大30秒なので、
録音したい時間に合わせて

動画や写真が複数必要となります。

 

 

 

②Perfect Video設定画面から再生時間を
ひとまず最大時間の30秒に変更する。

これで1カットにつき30秒の録音が可能。
Perfect Videoの録画機能を用いて、

朗読を録音する。

 

③朗読内容に合わせて、

選択した動画や写真の再生時間を

1カットずつ調整する。

 

 1カットの再生時間を

30秒以上にしたい箇所があったので、

1枚の写真をコピーして
カットとカットの間のトランジション
(前のカットから後ろのカットへと切り替わる時の差し込み)を
無しにしてつなぎ合わせました。

ただ、トランジションを無しにしても、

カットをコピーしてつなぎ合わせた箇所

(今回の投稿では2箇所)は

映像に揺らぎが生じてしまいました。

こちらは今後の編集課題です。

 

 

④BGMを挿入。
Perfect Videoのトラック機能を使用。

 

 パターン2(字幕あり)の追加作業

Perfect Videoのテキスト機能を使って、
字幕を入れる。

 

 

⑤動画が完成したら
そのままYouTubeに投稿が可能。

 

ここからは、パソコン上での作業になります。

スマホからは未検証です。

 

⑥パソコン上でYouTube上で自分のチャンネルを開き、
画面左側の一覧→「自分の動画」をクリックすると
アップロード動画一覧が表示される。

編集したい動画を選択し、
タイトル・説明・サムネイルを入力していく。
※サムネイルはあらかじめCanvaで作成しておいた画像を使用。

 

完成したものがこちらになります。😊

 

音声が入っていますので、

お聴きいただく際は、

音量を調整していただければ、

と存じます。

 

パターン1(字幕なし)

www.youtube.com

 

 

パターン2(字幕あり)

www.youtube.com

 

パターン3の作業手順

 

パターン3

朗読中は静止画像。朗読が終わるとカット切替

朗読の声に合わせて字幕が表示されるように

YouTubeの字幕自動生成機能(字幕表示機能)を編集。

 

 

手順

①ボイスメモで朗読を録音する。

iMovieで音声データを動画データへ変換する。

iMovieで変換した動画データをPerfect Video上で編集する。

 

 

上記、作業手順については

まぼ様のサイト

『Sunny Place Life』上に

『ボイスメモを3分でYouTubeにアップロードする方法【iPhone動画編集】』

https://mabo-sp.com/archives/381

という記事に詳しい記載があり、

大変参考にさせていただきました。

 

 

④動画データは真っ黒なので、Perfect Videoの「イメージ」機能を使って、
画像を乗せていきます。

 

パターン3のメリット!ボイスメモで録音するので録音時間に縛られない。
あらかじめ録音しておいた音声データを動画データに変換してあるので、
録音した時間が1カットになります。
今回の場合、録音時間が2分39秒だったので、
1カットが2分39秒となります。
完成した動画を見ていただくと、わかりやすいかもしれません。

 

ただ、録音時間だけで映像を終わらせてしまうと、
余韻が残らないため、録音した音声データのうしろに、
別の画像とBGMをつなぎあわせてみました。

 

⑤動画が完成したら
そのままYouTubeに投稿が可能。

 

ここからはパターン1.2で行った
タイトル・説明・サムネイルを入力する作業に加えて、
字幕を編集していきます。

 

⑥字幕を編集する。
YouTube動画の詳細画面から、「字幕」を選択。
あらかじめ言語を「日本語」に選んでおく必要があります。

音声が文字に変換されて表示されているので、
日本語に不具合があれば修正していきます。

音声と文字のタイミングがずれている
箇所があれば、修正します。

また、字幕が不要な箇所はこの画面上で消去することもできます。
修正したら、画面上で確認が可能です。

 

完成したものがこちらになります。😊

 

パターン3(YouTubeの字幕をオンにすると編集済みの字幕が表示されます。)

www.youtube.com

 

まとめ

 

編集作業初心者の私でも、YouTubeに投稿することができました。

ネット上で、詳しい情報を提供してくださっている皆様に感謝です。

わかりづらい説明、

用語などにも不備があるかもしれませんが

ご容赦ください。

 

スマホを使って、

YouTubeに投稿することを考えていらっしゃる方の

参考になれば幸いです。

 

ちなみに、今回投稿するにあたり、

一番時間がかかったのは、

録音作業でした。

マイクを使わずに、

iPhoneのみで録音したので、

周囲の音を拾ってしまい、

何度も録音し直すことに。😢

 

YouTubeへの初投稿。

 

 

自分が好きで撮りためていた動画の1つを

投稿に折り込めたことも収穫でした。

今後も、少しずつ作品を投稿できればと思います。

 


最後になりましたが、

今回、投稿に選んだ題材、

宮沢賢治注文の多い料理店(序)』は

私が大好きな作品です。

 

自然散策をするのが好きな私。

川のせせらぎや、清々しい山の空気を吸った時、

この作品の一節が頭をよぎり、

なんとも満たされた気持ちになります。

 

注文の多い料理店』(序)全文

 

注文の多い料理店』(序)

宮沢賢治

 

わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、

きれいにすきとおった風をたべ、

いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

またわたくしは、はたけや森の中で、

ひどいぼろぼろのきものが、

いちばんすばらしいびろうどや羅紗や

宝石いりのきものに、

かわっているのをたびたび見ました。

 わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。

これらのわたくしのおはなしは、

みんな林や野はらや鉄道線路やらで、

や月あかりからもらってきたのです。

ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、

ひとりで通りかかったり、

十一月の山の風のなかに、

ふるえながら立ったりしますと、

もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。

ほんとうにもう、

どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、

わたくしはそのとおり書いたまでです。

 ですから、これらのなかには

あなたのためになるところもあるでしょうし、

ただそれっきりのところもあるでしょうが、

わたくしには、そのみわけがよくつきません。

なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、

そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。

けれども、わたくしは、

これらのちいさなものがたりのきれかが、おしまい、

あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、

どんなにねがうかわかりません。

 

 大正十二年十二月二十日

 宮沢賢治

 

せせらぎ

 

 

 長文におつきあいいただき、

ありがとうございました。

 

トップへ