Maru's life

そらいろキャンバス

整理、収納、家計管理から趣味のことまで。自分に優しくなれるために実践していること。

変わるものと変わらないもの

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こんにちは。

気になる話、学び、失敗など

心に留めておきたいことがあった時、

その折々でノートに書き留めるということを

子ども時代から続けてきました。

 

ただ、そのノートを読み返すことはほとんどなく、

昨年から5年日記に切り替えました。

 

2年目に入り、昨年の今頃何をしていたか、

自然と振り返る習慣ができ、

感慨深い日も多いです。

 

ちなみに私が使っている日記は

アピカの日記帳  横書き A5 サイズ(D304)

紙質もよく、使いやすいです。

 

それに対し、

以前から書き留めていたノートを読む機会は

ほとんどなかったのですが、

たまたま、今朝、本棚で探し物をしていたら

それらノート類の存在に気づいて、

何気なく手に取ってみました。

 

ちょうど、7年前に書き綴ったノート。

長男が幼稚園生の頃です。

 

最近、中学生の息子に対して、

「もうこの年齢なんだから

これくらいはできてほしい。」

と注意することが多く、ストレスの日々。

 

でも、その日記に綴られていたのは、

幼稚園の頃から今も性格、性質が

変わらない息子の姿と同時に、

自分自身の変わらなさでした。

 

7年前と同じような失敗を今も繰り返している私。

子どもに対しては、もう少し考えて行動するように

言いながら、

大人の自分ですら、

今も改善できていないことが

多々あるのに、

子どもに対して何をそんなに

早々と変化を求めてるんだと反省しました。

 

おそらく、私も子どもも、

持って生まれた性質、性格は

変わらないのだろうと思います。

 

ただ、工夫で補ったり、

自分の行動を変えることで、

よりよい方向にもっていくことはできそうです。

 

以前、イチョウの黄葉について書かれた記事にこんなことが書いてありました。

(手書きメモしていたので、出典不明です。)

 

イチョウの葉が黄色く色づくのは、 

秋に黄色い色素が

わざわざつくられるのではなく、

すでにつくられていたものが

目立ってくるだけだそうです。

夏、葉っぱが緑色のときに、

黄色い色素はすでにつくられているものの、

緑色の濃さに負けてしまい、

黄色の色素は存在していても目立たない。

秋になって、気温が低くなり、

緑色の色素が葉っぱから消えていくと、

緑色があるために目立たなかった

黄色い色素が目立ってきて、

葉っぱは黄色くみえる。

※ちなみにモミジが緑から黄色、

赤へと変わるのは

別の色素が影響しているそうです。

 

この記事を読んだ時、

人間も同じかもしれないなと思ったことを

いまさらながら思い出しました。

 

元々ある性質(黄色い色素)をベースに、

自分がとりうる行動(緑の色素)次第では、

人は緑の葉っぱにも黄色の葉っぱにもなれそうだなと。

 

ミスが重なると、自分自身に

対して、また相手に対して、

性格、性質を責めてしまいがちですが、

そうしたところで、

また同じことの繰り返しにしか

ならないし、

気持ちがギスギスするばかりです。

 

それよりも、自分の性質を土台としながらも、

少し行動を変えて、

よりよい状態にできないか、

それに注力したほうが前に進めそうです。

 

気持ちが煮詰まったら、

過去の自分を振り返ってみる。

 

思いがけず手に取った日記(ノート)を通して、

結果、

朝から少し前向きになれた自分がいました。

 

 

 

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